前回、僕が勤めていた造船所の残業と給料について数字でお話ししましたが、
今回は仕事内容や仕事環境について話し、さらに数字のヤバさを伝えます。
僕の仕事内容は主に溶接でした。季節関係なく汗かくほど暑いんですけど、意外ですよね?
冬は暖かくなって良いじゃんって思うかもしれませんが間違いです。
暖かくなるのは溶接中のみで、少しでも時間が経つと寒さとのギャップで体調を崩しやすくなるんです。
また、溶接の火の粉で火傷しますし、大量の火の粉が作業服や配線、作業板(木製のもあるんです。)に移り燃えて火災になる事も充分にあり得る状況でした。
さらに仕事環境を付け足すと高さ数十メートルの場所で作業板を設置してその上に乗って作業したりするんですが、溶接中は溶接面を被ってるせいで周りが見えづらく一歩踏み外せば一気に下に落下です。
かつ落下地点はコンクリートの床か鉄板か鉄板でも平らではなく加工されて突起物があるかです。
重症以上の労働災害は避けられません。
それでいて、給料の中に危険作業手当は”ついていない”。
文字通り死と隣り合わせの仕事ですがそれで前回の給料だとしたら皆さんは同じことをやりたいでしょうか?
今回はここで終了です。
次回は危険な職業なのにマンガみたいなアホ上司についてお話しします。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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